ニュース2018.11.05

ラスベガスのラッキー・ドラゴン、10月末競売に

ラスベガスのラッキー・ドラゴン、10月末競売に

「不運を保証する最も確実な方法の1つは、自分自身を幸運と呼ぶことである。」という名言がある。ネバダ州ラスベガスのラッキー・ドラゴンの開発者は、その教訓を学んだことは明らかになく、このアジア様式のカジノは当初から破綻していた。開業してから約2年後、このホテルとカジノ施設は完全に死んだ状態であり、10月末には競売にかけられる予定である。

ラッキー・ドラゴン・ホテル・アンド・カジノ社が開発したラッキー・ドラゴンの建設は2016年12月に完了した。同社によれば、ラスベガスで過小評価されていた市場セグメントであるアジア人ギャンブラーを引きつけようとして、完全にアジア文化を巡るテーマにしたとのこと。

開業後間もなく、そのカジノは財務的問題に直面した。ネバダ州に対して緊急援助を求めたが、その要請は否定された。次に、同社は投資家を追加することに目を向けて、費用をカバーする為に必要な数億円の資金を調達しようとした。その努力にもかかわらず、同施設が本当に黒字になることはなかった。

2月に、このカジノは、担保権実行に直面する前の1週間以内になって、破産を申請した。僅か1か月前に、同社の役員は、カジノを再建することができるように、カジノを「一時的に」閉鎖する準備をしていると主張していた。しかし、同社は最終的にそのドアを閉めて、潜在的な救済者を探し始めた。誰かがそれを手に入れることができた最後のチャンスは9月末だったが、1つの申入れもなく、ラッキー・ドラゴンはアンラッキーな状態のままである。

ラッキー・ドラゴンは1億6,000万ドル(180億円)の金額で建設された。その資金の大部分はアジアの投資家からのものであり、その多くの人々は米国永住者の地位と引き換えに持っているもの全てをカジノに与えた。この取引は、巨額な経済的投資と引換えに一定の個人に対して居住権を授与する移民ビザ・プログラムの一部だった。カジノの将来がはかなく消え失せてしまった為、一部の人々は50万ドル(約5,615万円)を超える金額を投資して金を使い果たし、そのアメリカン・ドリームも消えてしまった。

この破産した施設のある場所は、マレーシアのゲンティン・グループが別のアジアに基づくカジノを検討していると言われている場所に近い。ゲンティンのリゾーツ・ワールド・ラスベガスは、中国をテーマにしたリゾートとして計画されており、早ければ2020年にはラスベガスの景観に付け加わる可能性がある。

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