ニュース2018.11.19

南アフリカ:経済の低迷がギャンブルに歯止めをかけず

南アフリカ:経済の低迷がギャンブルに歯止めをかけず

南アフリカ経済が困難な時期を経験しているにもかかわらず、同国総ギャンブル収入は2016/17年の178億3,000万ランド(約1,366億円)と2015/16年の181億5,000万ランド(約1,390億円)から2017/18年に184億5,000万ランド(約1,413億円)に増加した。

「この増加は業界として確かに励みになりますが、違法ギャンブル活動の影響だけでなく厳しい経済情勢によって未だにしり込みしています」と、南アフリカカジノ協会(Casa)の最高責任者であるセンバ・ヌゴベセ氏は述べた。

「私達の最大の競争相手は実際には小売です。エンターテイメントに費やす金1,000ルピア(約7,660円)を持っている家族は、ギャンブルするという選択肢を選ぶのではなく、レストランに行く可能性が最も高い。ステーキハウスで母親、父親と子供が何かを食べて楽しむことができるからです。」

先日Casaは、ヨハネスブルグのモンテカジノで最新の数字を発表したと、タイムズ・ライブ紙が報じた。この協会は2003年に設立され、南アフリカの38軒のカジノのうち35軒を代表している。そのメンバーには、トーゴーサン、ピアモントグローバルやシーザースエンターテインメントが含まれている。

ハウテン州が最も盛んな州であり、7軒のカジノで80億1,000万ランド(約614億円)の総ギャンブル収入(43%)を生み出しており、それに続くのはクワズル・ナタール州の35億1,000万ランド(約269億円)、ウェスタン・ケープの29億2,000万ランド(約224億円)である。

最もカジノが多いのはハウテン州で、それに続くのは各々5軒のクワズルナタール州、ウェスタンケープ州とイースタンケープ州である。

Casa組合員であるカジノは922台のテーブルと24,508台のスロットマシンを擁し、1テーブル当たり平均452万ランド(約3,462万円)と1機械当たり582,991ランド(約447万円)をそれぞれ生み出している。

ヌゴベセ氏は、ギャンブルが直面している一部の規制上の問題には喫煙に関する立法の増加が含まれていると述べた。同氏は、煙草製品と電子煙草システム管理法案が総ゲーミング収入の18%減少(31億6,000万ランド/約242億円)につながる可能性があると主張した。

「波及効果は大きく、業界の4,000人程度もの直接及び間接の雇用が危機に瀕するでしょう。」ヌゴベセ氏は、違法ギャンブルについての懸念も強調した。

「税収、雇用機会及び関連する経済活動が抑えられるので、これはライセンスを受けているカジノの純利益だけでなく社会全体に影響を与えます。」

Casaの議長であるジャブ・マブザ氏は、違法なオンライン及びオフラインのギャンブルを停止させるよう要求した。

「Casaは、当局に対して、違法ギャンブル業務が克服できないほどの割合に成長する前に停止するよう、優先させるよう要請しています。」

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