ニュース2018.11.16

英国最大手プロバイダー、衛星放送等でのギャンブル広告を自粛

英国最大手プロバイダー、衛星放送等でのギャンブル広告を自粛

英国に於いて消費者保護とギャンブル中毒についての注目が日々集まる中、世界最大の衛星テレビ及びペイパービュープロバイダーの1社が新しい内部ポリシーを導入した。スカイ社は、自社プラットフォーム内でのギャンブル広告数を大幅に制限すると発表した。

来年の8月から始まる次期プレミアリーグシーズン開始前に、同社はTVギャンブルのスポット広告の数をコマーシャルの時間ごとに1つに削減する。この方針は、人気の高いスカイスポーツチャンネルを含む、同社が扱う広告枠チャンネル全てに適用される。

最近の法律変更により、英国に於いては午後9時以前にギャンブル広告を放映することはできない。しかしこの制限は、各コマーシャル時間中に4つ程度のギャンブル広告を見せることができるライブスポーツ放送には適用されていない。これを受け、スカイスポーツチャンネルは、様々なライブスポーツの販売促進をする広告を試合の合間に定期的に放映していた。

この新しい方針は、オンラインカジノ、ポーカー、スポーツギャンブルとビンゴを含む全てのタイプの広告が制限対象であり、午後9時以降と深夜放映時間帯を含む全時間帯の放送に適用される。

ギャンブル広告について広範囲に及ぶ制限を実施するよう政府に圧力をかけてきた責任あるゲーミンググループによる働きかけに対し、スカイが自主的に応じた措置である。

この制限と共にスカイ社は、全てのバージンメディアTVプラットフォームでギャンブル広告をTV視聴者がブロックできる新技術も開発している。そのアドスマート技術は2020年6月に導入される予定であり、140以上のチャンネルで利用可能となる。

2007年以降、英国に於けるギャンブル広告は禁止規則が撤回されていた。しかし、ギャンブル中毒を低減し且つオペレーター側の責任あるガイドラインを改良する取組みとして、その制限を元に戻すという新たな圧力の声が現在膨らんでいる。

一覧へ戻る