ニュース2018.11.18

ラスベガス大通りの大手2社企業、合併の可能性か

ラスベガス大通りの大手2社企業、合併の可能性か

ラスベガスストリップにある2軒の最大ホテル級のカジノ巨大企業たちが1つになるかもしれない。情報筋がニューヨークポスト紙に語ったところによると、巨大企業のタイアップの評価を開始する為に、MGMが投資銀行であるモルガンスタンレーとワイルゴッチェル&マンジス法律事務所を雇ったとのこと。しかし、情報筋によれば、何らかの申し出がされているわけではないとのことである。

ニューヨークポストは、これら施設を巡る憶測について報道した初めての報道機関である。

情報筋によると、採算ベースを下回っているシーザースの約25パーセントを共同保有しているヘッジファンドがMGMとの取引を強く求めているという。シーザースの株式は今年現在まで25パーセント値を下げ、MGMは15パーセント下落している。

両社の大株主であるキャニオンパートナーズを含むこれらのファンドが、2月8日付けで退任すると先週発表したシーザースのボスであるマーク・フリッソーラ氏の追い出しの陰にいるとみられている。
「CEOなしでもシーザースが機能することは誰でも知っています。」と、この状況に詳しい情報筋は述べた。

キャニオンの宿泊施設とゲーミング投資を率いるモルガン・スタンレーの投資家であるチャニー・シェフィールド氏は、間接費とマーケティングについての金を節約することを理由の一つとして、カジノを巨大化することを推し進めていると、その情報筋は語った。

この状況に近い第2のゲーミング情報筋は「今後3、4カ月の動きについて興味があります。」と述べた。
もし統合されれば、MGMとシーザースは、ラスベガスとアトランティックシティのホテルの部屋の約半数を所有することになる。そのような激しい集中は、両州で規制上の懸念を引き起こす可能性がある。MGMのエクィティと負債を合わせた企業価値は300億ドル(約3兆4,122億円)で、シーザースは220億ドル(約2兆5,023億円)である。

シーザースは、最近、ティルマン・フェルティッタの小規模なゴールデンナゲットカジノチェーンからの買収申し出を拒絶した。より大規模なMGMがホワイトナイトの役目を果たすというシナリオは、活動的なヘッジファンドに最適な戦略と見なされている。

しかし、ラスベガスでMGMだけがシーザースにとっての相手という訳ではない。

180億ドル(約2兆473億円)の企業価値を有するウィンリゾーツがボストン地域のカジノを建設するライセンスを維持すれば、同社がにじり寄ってくるかもしれないと、情報筋は語っている。

ブラックストーングループの様なカジノ運営ライセンスを有する未公開株式投資会社だけでなく、アクワダクトレーストラックにあるリゾーツワールドを所有しているマレーシアのゲンティングループが登場する可能性があると、情報筋は述べた。

シーザースはジャックエンターテインメントのオハイオ州のカジノの一部を買収する交渉も行っているが、税金のせいでその取り組みは無くなるかもしれないと、情報筋は話した。MGMとシーザースはコメントを拒否し、キャニオンはMGMと機密保持契約にサインしていない、とだけコメントしている。

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