ニュース2018.12.01

サイパンのカジノオペレーター、破産の噂を否定

サイパンのカジノオペレーター、破産の噂を否定

インペリアルパシフィック(IPI)は、同社の支払能力を疑問視する噂を鎮める為に法的措置を講じていると述べた。

先日、IPIは「ソーシャルメディアで良からぬ噂が広まっています。この噂は全く根拠のないデマです。もし、実際に、IPIが破産手続きを開始する場合には、香港証券取引所での発表が為されていた筈です」と述べた声明文を出した。

この声明文は、続けて「破産手続きの噂は完全に虚偽であり」、同社は「中傷的にフェイクニュースを広めた情報源に対して法的措置を」取っていると述べた。IPIはこれらの噂を広めたと思われる人々の身元を明らかにしなかった。

IPIの書状は、同社が「一般の企業目的」で資金を調達するために債券発行を介して3,830万ドル(約43億6,500万円)を調達しようとしていることを市場に通知してから僅か数日後に出された。この声明文は、8月にIPIが2018年前半6か月間の利益が91.3%まで急落したことが判明した後に出された。

また8月にはIPIのスタッフと独立請負業者が、同社が詳細不明の「移管問題」により給与と支払いについて問題を抱えていると報告した。その後、IPIはスタッフへの支払いが少しだけ遅れたものの、パート従業員は通常の時期に給与全額を受領したと述べた。

IPIは、労働力不足を一因として、サイパンの恒久的ゲーミング施設であるインペリアルパシフィックリゾートの完成に四苦八苦している。先月、米国労働省は、H-2B臨時労働者ビザ・プログラムをIPIが遵守しているかどうかについて調査していると発表した。IPIが建設スピードを上げるために動員した80人のフィリピン人建設労働者を解雇した。「建設プロジェクト需要」により解雇を余儀なくされたと主張した直後の話である。

先月IPIは、同リゾートの完成を監督する為に元会長のマーク・ブラウン氏の復帰を歓迎した。ほぼ同時期、同社の会長やCEO及び取締役数人を含む多くの上級幹部が同社を離れている。

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